健康情報 個別記事
2014年02月21日

世界と比較し日本国民の健康自己評価は極めて低い、それはなぜか?

健康の自己評価
世界的に見て日本は健康に対する自己評価が極めて低く、病気への不安から頻繁に通院する傾向がある。
医療費抑制のためにはそうした国民性を鑑み、不安が払拭できる体制づくりも必要となってくるかもしれない。

日本人は健康に対する自己評価が低い、ということが世界各国を対象とした調査によって判明した。

22か国の16歳以上の男女約2万2000人に「自分は健康をコントロールできているか」10点満点で評価をしてもらった。
すると

8点以上の高い点数をつけた人の割合は日本は11%で、22カ国中もっとも低い結果となった。

平均の41%であり、それと比較しても極めて低い値である。
最も高かったのはインド、次いでインドネシア、メキシコがベスト3。

ちなみにワースト3は日本、韓国、フランスとなっている。

心、身体の健康を分けて調査しているようです。

①「心の健康(感情・気持ちの安定度)」に対する満足度は日本の8点以上は29%。
平均は49%である。

ベスト3はコロンビア、メキシコ、タイである。

②「身体の健康」に対する満足度も8点以上の割合は日本25%。
平均は47%である。
ベスト3は中国、インドネシア、インドである。

世界各国と比べ、日本人の「健康」に対する自己評価は極めて低い事が分かります。

常に自分の健康に対する意識は高いが、健康の自己評価は低い。
それは、日本の医療保険制度に国民が守られている事にあります。しかし、それが国民1人1人の心身の健康に対し人任せ(医療者任せ)になっているのではないかと考えます。

自分の身体を知り、自分で考え心身の健康に対する意識を常に持つ事ち楽しむ事が今後我々が、真の大人の日本国民となるのではないかと考えます。

<font size=”2″>今回調査対象となった22カ国は以下の通り。日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、オーストラリア、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポーランド、トルコ、南アフリカ、アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン</font>


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